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環境ニュース[国内]

「ヒートアイランド現象緩和のための建築設計ガイドライン」を公表

環境一般 まちづくり】 【掲載日】2004.07.16 【情報源】国土交通省/2004.07.16 発表

 国土交通省はヒートアイランド現象緩和方策検討委員会(委員長:村上周三慶應義塾大学理工学部教授)での検討結果を踏まえ、「ヒートアイランド現象緩和のための建築設計ガイドライン」を作成し、平成16年7月16日に公表した。
 このガイドラインは建築物を整備する際に建築主がヒートアイランド現象緩和措置を自主的に実施できるよう、計画・設計上の配慮事項を示したもの。
 内容としては(1)敷地内の風の通り道を遮らないようにするための措置、(2)暑さが激しい夏期に日陰を形成するための措置、(3)地表面温度を下げるための措置、(4)建物自体の熱の蓄積や放散を抑制するような外装上の配慮、(5)建築設備からの排熱を低減するための措置−−の各項目について具体的な配慮内容が示されている。
 なお国土交通省ではこのガイドラインはヒートアイランド対策に特化したものであり、建築物の環境性能全般を向上させるためには、建築物総合環境性能評価システムを併せて活用してほしいとしている。【国土交通省】

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