一般財団法人環境イノベーション情報機構
第10回国際サンゴ礁シンポジウム開催へ
【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2004.05.25 【情報源】環境省/2004.05.25 発表
環境省は国際サンゴ礁学会や日本サンゴ礁学会などと、2004年6月28日から7月2日にかけ、沖縄県宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで「第10回国際サンゴ礁シンポジウム」を開催する。国際サンゴ礁シンポジウムは1969年にインドで第1回大会が開かれて以来、4年ごとに開催されているシンポジウム。
今回は「サンゴ礁生態系の恒常性と崩壊」をメインテーマとして、約1500人が参加し、約780の研究発表が行われる。
また、広く一般市民に向けた3部構成の公開シンポジウム「人々とサンゴ礁―東南アジア・沖縄からのメッセージ」が行われるほか、最終日にはサンゴ礁の保全に向けた「沖縄宣言」が採択される予定。
公開シンポジウムは一般参加の申込みも不要で参加費無料。先着1700名が入場できる。
公開シンポジウム以外への参加希望者は第10回国際サンゴ礁シンポジウムホームページから事前登録、参加費5万5000円の納入が必要。参加登録者には環境省が日本サンゴ礁学会の協力を得て作成した、日本のサンゴ礁の現状や保全の取組を紹介した冊子『日本のサンゴ礁』が配布される。【環境省】