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環境ニュース[国内]

小規模事業者向け有機性排水処理技術の16年度「環境技術実証モデル事業」試験要領を公表

環境一般 調査/研究】 【掲載日】2004.04.28 【情報源】環境省/2004.04.28 発表

 環境省は「環境技術実証モデル事業」の一環として、小規模事業者(厨房・食堂、食品工場)向けの「有機性排水処理技術実証試験要領」を平成16年4月28日までに策定した。
 環境技術実証モデル事業はエンドユーザーが安心して技術採用を行えるよう、メーカー側ではなく第3者が試行的に環境技術の効果について実証評価を行う事業。16年度は(1)化学物質に関する簡易モニタリング技術、(2)ヒートアイランド対策技術、(3)酸化エチレン処理技術、(4)小規模事業場向け有機性排水処理技術、(5)山岳トイレ技術、(6)VOC処理技術分野(ジクロロメタン等有機塩素系脱脂剤処理技術分野)の6分野を対象にする見込み。
 今回の実証試験要領はこのうち、有機性排水処理技術についての実証試験実施体制、対象技術選定、試験方法、試験結果報告書の作成−−などについての方針を示したもの。
 なお環境省はこの試験要領に基づき、有機性排水処理技術の実証評価を行う機関の応募受付を16年4月28日から5月20日まで実施する予定。実証評価機関の選定は6月1日開催の16年度第2回有機性排水処理技術ワーキンググループでの検討を踏まえて決定されることになっている。【環境省】

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