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環境ニュース[国内]

バイオマスについてのインターネットアンケート結果を公表

エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2004.04.16 【情報源】農林水産省/2004.04.16 発表

 農林水産省は平成16年3月に実施した、「バイオマス(注1)」や「バイオマスプラスチック(注2)」に関するアンケート結果を平成16年4月16日付けで公表した。
 このアンケートはインターネット上で実施され、「バイオマス」に関するアンケートでは2,085人、「バイオマスプラスチック」に関するアンケートでは1,016人から回答が寄せられた。
 このうち「バイオマス」に関するアンケートでは、「バイオマス」という言葉を聞いたことがある人は回答者の25%いたが、バイオマスの利用が地球温暖化防立つことを知っていた人はわずか1%であること、一方で、「バイオマスを積極的に利活用する企業を評価する」と答えた人が83%にのぼることが報告されている。
 興味のあるバイオマスの利用法としては「生ゴミの利用堆肥化」(71%)、「生ゴミによる発電」(62%)をあげた人が多かったという。
 また「バイオマスプラスチック」に関するアンケートでは、「バイオマスプラスチック」という言葉を「聞いたことがある」と答えた人は17%にすぎなかったが、バイオマスプラスチックを「是非使ってみたい」(30%)あるいは、「やや使ってみたい」(49%)と答えた人が合計で約8割に達すること、バイオマスプラスチック製品を購入したことがある人が16%いることが報告された。購入者の購入理由としては、「土に還るから」(66%)が最も多く、「なんとなく環境によいと思った」(44%)、「CO2を削減するから」(27%)と続いていた。

(注1)動植物・微生物・有機性廃棄物など生物由来の有機性資源。
(注2)とうもろこしやおがくずなどのバイオマスを原料としてつくられたプラスチック。【農林水産省】

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