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環境ニュース[国内]

東海豪雨の影響大 平成12年全国水害被害額は史上5番目

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2001.05.24 【情報源】国土交通省/2001.05.24 発表

 国土交通省では、毎年全国で発生した水害による被害状況を「水害統計」として取りまとめているが、このたび平成12年に発生した水害による被害状況がまとまった。
 「水害統計」では、各都道府県から報告された被害家屋棟数や平成11年の資産単位当たりの評価額をもとに水害による被害額を算出しており、この推計によると平成12年の全国の水害被害額は、約1兆2,050億円にのぼり、調査開始の昭和36年以降5番目の額となった。また、家屋や農作物などの一般資産の被害額が突出して多かったのが平成12年度の水害被害の特徴で、これまで一般資産の被害額は全体の被害額のうち3割程度であったが、12年度は総額の約8割にあたる約9,938億円を占め、一般資産の被害額としては過去最高の額となった。
なお、このように一般資産の被害額が高かったのは平成12年9月に東海地方を中心とした豪雨災害による被害が甚大であったためで、愛知県1県の被害額(8,655億円)だけで平成11年の全国の被害総額(9,120億円)にほぼ相当しており、気象災害の影響の大きさを見せつけた。【国土交通省】

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