一般財団法人環境イノベーション情報機構
16年度農水省グリーン購入調達方針 間伐材やバイオマス製品の利用促進を継続
【ごみ・リサイクル グリーン購入】 【掲載日】2004.04.05 【情報源】農林水産省/2004.04.05 発表
農林水産省はグリーン購入法の「環境物品等の調達の推進に関する基本方針」が一部変更され、平成16年3月16日に閣議決定されたのを受け、この方針に基づく、同省の16年度調達方針を16年4月5日までに定めた。今回の「基本方針」変更点は重点的に調達を推進すべきとされている品目(特定調達品目)に電気給湯器など23品目を追加するとともに、これまでに盛り込まれた製品の判断基準のうち35か所を改正したもの。
農林水産省の調達方針はこれらの「特定調達品目」計16分野199品目について、方針の判断基準を目安にしつつ、間伐材を使った木製品・バイオマス(注1)製品や間伐材を利用した紙製品を積極的に調達するとしている。
また特定調達物品以外の物品についても、エコマーク製品など、できるだけ環境に配慮した製品を調達する上に木製品、バイオマス製品を率先して調達するとした。
なお特定調達物品の調達を実施する場合、基本的に環境への負荷の少ない製品の調達目標を全調達物品の100%とする方針であるほか、一般公用車については低公害車70台、一般公用車以外では低公害車360台の調達を行う予定。
(注1)農林水産省説明によると「再生可能な生物由来の有機性資源で化石資源を除いたもの。」【農林水産省】