一般財団法人環境イノベーション情報機構
岡山県エコタウンプランを承認
【環境一般 まちづくり】 【掲載日】2004.03.30 【情報源】環境省/2004.03.29 発表
経済産業省と環境省は岡山から承認申請が出ていた「岡山県エコタウンプラン」を平成16年3月29日付けでエコタウン事業として正式に承認することにした。エコタウン事業は、環境産業振興を通じた地域振興、地域での廃棄物の発生抑制・リサイクル推進を中心とした、既存の枠にとらわれない先進的な環境調和型まちづくりを目的として9年度に創設された制度。対象事業については国が総合的・多面的な支援を実施する。
岡山県のエコタウンプランは、(1)地域の処理課題となっているカキ筏などの木質系廃棄物を水島コンビナートで培われた高度な環境技術を活用しリサイクルする新しい環境ビジネスの展開、(2)企業と学校が共同開発した、学校向けの環境パフォーマンスのマネジメントシステム「エコアクションプログラム21」を活用した環境教育の実施、(3)エコタウン事業で製造されるリサイクル品の購入促進や工場見学などを通じた環境教育の推進−−が目玉となっている。
なお、今回の承認はエコタウンプランの承認としては全国で20番目にあたる。【環境省】