一般財団法人環境イノベーション情報機構
アジア水環境パートナーシップ準備ワークショップが開催
【水・土壌環境 その他(水・土壌環境)】 【掲載日】2004.03.11 【情報源】環境省/2004.03.10 発表
環境省は2004年3月9・10日の両日、インドネシアのジャカルタで、アジア水環境パートナーシップ(WEPA)準備ワークショップを開催した。WEPAは2003年開催の第3回世界水フォーラムで、環境省が打ち出した水環境管理改善のための自主的取組みの1つ。
アジア各国の水環境行政、水環境保全技術に関する優良事例を収集し、協働作業により評価・整理した上でデータベース化により情報共有化を図り、アジア地域の水環境保全策の準備・形成・実施に役立てることをめざしている。
今回の準備ワークショップにはアジア10か国、国連環境計画国際環境技術センターの担当者、アジア地域5か国の水環境専門家が参加。アジアの水環境行政の現状と課題やWEPAの今後の活動、データベースの事業の全体設計が検討され、良好な水環境のための適切な管理(ガバナンス)や能力開発の重要性が再認識された。
なお環境省は、今回の準備ワークショップの結果を踏まえながら、具体的な活動計画の作成を進め、16年度内にWEPAの第1回正式会合を開催する方針。【環境省】