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環境ニュース[国内]

ふげんの廃炉に向け、保安院が燃料体再装荷を不可能にする措置の完了を承認

エネルギー 原子力】 【掲載日】2004.02.23 【情報源】原子力安全・保安院/2004.02.20 発表

 原子力安全・保安院は平成16年2月20日、核燃料サイクル開発機構の新型転換炉ふげんについて、原子炉からすべての燃料体を取り出し、再度装荷できないようにする措置がとられたことを承認した。
 ふげん発電所は15年3月に運転を終了しており、現在、原子炉廃止措置(解体・廃棄物処分)に向け、さまざまな準備を進めているところ。
 今回の措置により、これまで「研究開発段階にある発電の用に供する原子炉の設置、運転等に関する規則」第21条第2号を適用していた施設定期検査が同条第1号の規定を適用すればよいことになり、点検項目の簡略化が可能になる。
 なおふげんの廃止措置に関しては、運転終了後、実際に解体を始めるまで10年程度準備期間を置き、その間用済燃料の発電所外への搬出や廃止措置に関する技術開発・研究を行い、その後30年以内をめどに解体が進められる方針。【原子力安全・保安院】

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