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環境ニュース[国内]

光触媒の空気浄化性能試験方法でJIS制定

エコビジネス 環境ラベル】 【掲載日】2004.01.21 【情報源】経済産業省/2004.01.20 発表

 経済産業省は平成16年1月20日付けで、光触媒の空気浄化性能試験方法についてのJIS(日本工業規格)を制定した。
 光触媒は紫外線などの作用で防汚、防曇、空気・水質浄化、抗菌、防かびなどの環境浄化機能を発揮する材料のこと。現在、防曇自動車ミラー、建物の防汚外壁、空気清浄機、抗菌タイルなどが商品化され、国内市場規模が約400億円にのぼっているほか、日本発の先端技術として国際市場でも有望視されている。
 今回JIS化されたのはこのうち、窒素酸化物、発性有機化合物(VOC)、悪臭などからの空気浄化機能。光触媒に関するJISとしては初めてのものだが、すでに国際規格化を15年10月に開催されたISO/TC206(国際標準化機構ファインセラミックス専門委員会)に提案し総国際的合意を得ている。
 なお経済産業省では、このほかにも防汚、防曇、水質浄化、抗菌・防かびなど、光触媒の品質に関するJIS化を進めていく考え。【経済産業省】

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