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環境ニュース[海外]

非在来種対策の枠組みを見直し

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2003.12.25 【情報源】イギリス/2003.12.08 発表

 12月8日、イギリス環境・食糧・地方事業省は、イングランド及びウェールズにおいて、非在来種対策の枠組みの見直しに関する協議を開始した。
 侵入種は、生物多様性条約において、世界の生物多様性に対する脅威の一つとされている。これまでイギリスが行ってきた取組みは一貫性に欠けていたが、同省は2001年から検討会を設け、非在来種に関する政策・措置の抜本的な見直しを行ってきた。本年3月、大臣に提出された報告書は、北アイルランドを除くイギリス全土を対象としたもので、特定の非在来種に関する特定の政策ではなく、正しい枠組みの実行に向けて勧告を行った。
 今回、政府が発表したのは、この報告書に対する回答で、これが協議のベースとなる。自然保護担当のブラッドショー大臣は、予防策を最優先すべきで、将来、新たに有害な侵入種が持ち込まれ、固有の生態系に被害を及ぼさないようにするべきだ と強調した。【イギリス環境・食糧・地方事業省】

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