一般財団法人環境イノベーション情報機構
草垣島灯台が日本最大の太陽電池灯台に変身
【エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2003.12.15 【情報源】海上保安庁/2003.12.12 発表
平成15年12月9日、鹿児島県薩摩半島西南西90キロメートルの東シナ海に浮かぶ草垣島灯台が日本最大の太陽電池灯台として生まれ変わった。同灯台は1枚が畳1畳ほどの大きさのソーラーパネル30面を設置し、7,920ワットの出力が可能となっている。
なお海上保安庁は昭和26年に下関市蓋井島灯台に風力発電システムを導入以来、太陽光発電システム、波力発電システム、潮流発電システムなど航路標識に自然エネルギーを積極的に利用しており、平成15年度末には5,600基の航路標識のうち、半数を超える約54%が自然エネルギー利用となる予定である。
また太陽光、風力、波力のうち最も効率的な発電方法を選択するハイブリッド発電システムを開発し、大分県の水ノ子島灯台などの大型灯台にも導入を始めている。【海上保安庁】