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環境ニュース[国内]

原子力発電所への新検査制度に対応した「定期検査執務要領」「検査官心得」を作成

エネルギー 原子力】 【掲載日】2003.12.02 【情報源】原子力安全・保安院/2003.12.01 発表

 原子力安全・保安院は、原子力発電施設の検査の具体的な実施要領を記した文書「実用発電用原子炉及びその附属設備に係る定期検査執務要領」と原子力施設検査時の検査官の規範となる文書「検査官心得」を15年12月1日までに制定した。
 これらの文書は15年10月1日から「健全性評価制度」や「定期事業者検査」などを導入した原子力発電の新検査制度が施行されたことを受けて作成されたもの。
 このうち「定期検査執務要領」は、検査時に確認すべきチェックポイントを詳細に例示するとともに、透明性の高い検査を行うことを求めている。
 また、「検査官心得」は基本的な行動規範として「強い使命感」、「科学的・合理的な判断」、「業務執行の透明性」、「中立性・公正性」の4点を示しており、これを簡潔にまとめた「ポケット版検査官必携(名刺大4ページ、2つ折り)」とともに全検査官に配布された。
 なお「ポケット版検査官必携」では4つの規範のほかにも「馴れ合いと脅しは禁物」など実務上の10の心得、事業者が安全に配慮する企業姿勢が劣化した兆候を見抜くためのチェックポイントが記されている。【原子力安全・保安院】

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