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環境ニュース[海外]

セメントへの廃棄物利用増加をめざしJIS規格改正 

エコビジネス 環境ラベル】 【掲載日】2003.11.21 【情報源】日本/2003.11.20 発表

 経済産業省はセメントの原料・燃料に汚泥焼却灰などの産業廃棄物を積極的に使用していくために、平成15年11月20日付けでセメントのJIS規格(JIS R5210 ポルトランドセメント)を改正した。
 従来の規格では廃棄物中の塩化物イオンが鉄筋の腐食原因になるとして廃棄物の使用可能量に制限を設けていたが、今回の改正では塩化物イオンの許容値を0.02%以下から0.035%以下に引き上げた。
 調査の結果では0.035%に引き上げてもコンクリート中の鉄筋が腐食しないと確認されているという。
 なおこの改正の結果、セメント1トン当たりの廃棄物等の受入れ量は従来の311キログラムから400キログラムに増加することが可能になり、年間のセメント原料としての廃棄物受入総量は2,500万トンから3,000万トンに増加する見込み。【経済産業省】

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