一般財団法人環境イノベーション情報機構
原子力総合防災訓練の中で原子力災害対策支援本部運営訓練実施へ
【エネルギー 原子力】 【掲載日】2003.11.17 【情報源】文部科学省/2003.11.14 発表
文部科学省は、平成15年11月26日に実施される原子力総合防災訓練の中で同省原子力災害対策支援本部の運営訓練を実施する。今回の原子力総合防災訓練で事故の発生場所として想定されているのは九州電力玄海原子力発電所。
参加する各機関に具体的な内容を知らせないブラインド方式で訓練を実施するため、参加者は与えられる情報の中から必要な情報を選択し、各種マニュアルに基づいて何をすべきか自己判断することなる。
なお参加機関としては、文部科学省の原子力災害対策支援本部のほか、経済産業省内の災害対策本部事務局、官邸内の原子力災害対策本部、佐賀県オフサイトセンター(注1)に設置された佐賀県と政府の現地対策本部、佐賀県庁内に設置された佐賀県対策本部などが予定されており、これらの機関が相互に連携しながら訓練に取り組む予定だ。
(注1)原子力に関わる緊急事態が発生した時に、国、関係自治体、原子力事業者等が集まり、連携して防災対策にあたるための施設。全国21か所に設置されている。【原子力安全・保安院】