一般財団法人環境イノベーション情報機構
林野庁が紙缶飲料支援に着手 手始めに庁舎内に自動販売機設置
【ごみ・リサイクル グリーン購入】 【掲載日】2003.10.15 【情報源】林野庁/2003.10.14 発表
林野庁は間伐材などの国産木材の需要拡大推進策の一環として、農林水産省庁舎7階講堂前に、国産針葉樹パルプを使用した紙缶飲料の自動販売機を設置した。製材分野の国産材の利用率が32%なのに比べ、パルプ・チップ分野の国産材利用率は12%足らず。この分野での国産木材の有効利用が進むことは国内の森林整備の活性化、ひいては国内の森林によるCO2吸収量の増加につながるため、同庁では会議やイベントの際に広く紙缶飲料製品を利用してもらいたいと、今後政府広報な
どでもアピールを行っていく方針だ。
なお、今回設置された自動販売機には間伐材のパネルが取り付けられており、機械の外観からも国産木材利用をPRしている。【林野庁】