一般財団法人環境イノベーション情報機構
発電所からの特例的排水の影響を調査
【水・土壌環境 その他(水・土壌環境)】 【掲載日】2003.09.05 【情報源】/2003.08.22 発表
バシュロナルカン エコロジー・持続可能な開発大臣が8月21日に設置した「発電所からの特例的排水に関する全国調査委員会」は、特例の適用状況、水温やその影響の調査結果について、フランス電力の代表者から第1回目の聞き取りを行なった(注)。委員会は特に、漁業最高会議により収集された情報を元に、状況の全体的な分析を進めた。特例的な排水が行われた発電所の下流では、養殖魚の死亡は確認されなかった。一方、乾燥と猛暑の結果、特例措置とは関係なく、小川などで局所的に養殖魚が死亡したケースがあった。委員会は、今回の熱波と混乱がもたらした結果に関する分析、及びモニタリングと調査の方法について、今後の検討作業の方向性を決定した。【フランス エコロジー・持続可能な開発省】
訳注:今夏の熱波の影響で、発電所からの排水温度規制について、特例が認められた。