一般財団法人環境イノベーション情報機構
日本が放射性廃棄物等安全条約に加入へ
【エネルギー 原子力】 【掲載日】2003.08.26 【情報源】外務省/2003.08.26 発表
政府は2003年8月26日の閣議で「使用済燃料管理及び放射性廃棄物管理の安全に関する条約(放射性廃棄物等安全条約)」に加入することを決定。26日中に同条約の加入書を国際原子力機関(IAEA)事務局に寄託することにした。この条約は締約国に、使用済核燃料や放射性廃棄物の管理の安全を規律する法令上の枠組みを定めることを義務付け、使用済核燃料や放射性廃棄物の管理水準を世界的に引き上げることを目指しているもの。
1997年9月にウィーンで開催された外交会議において採択され、2001年6月18日に発効。
2003年8月26日時点の正規の締約国数は31だが、8月5日にオーストラリアが加入書を寄託済みで、11月3日には締約国となる見込みであるため、日本が締約国となる11月24日時点では締約国数は33となる予定。【外務省】