一般財団法人環境イノベーション情報機構
14年度末の全国の汚水処理施設整備人口、9,599万人に
【水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2003.08.22 【情報源】環境省/2003.08.22 発表
農林水産省、国土交通省、環境省の3省は、平成14年度末の全国の汚水処理施設整備人口の集計結果を取りまとめた。このデータは下水道、農業集落排水施設等、浄化槽、コミュニティ・プラントなどの汚水処理施設の整備状況を、人口で表した指標を用いて表わしているもので、平成8年度末の状況から公表されている。
14年度末の全国の汚水処理施設整備人口は、13年度末から273万人増加し9,599万人となった。これを総人口に対する割合でみた整備率は75.8%となり、13年度末の73.7%よりやや上昇した。
ただし、大都市と中小市町村の汚水処理施設整備状況は、依然として大きな格差があり、人口5万人未満の市町村での整備率は53.0%にすぎない状況である。
なお整備人口を処理施設別に見ると、下水道によるものは8,257万人、農業集落排水施設によるものは311万人、浄化槽によるものは993万人、コミュニティ・プラントによるものは38万人であった。【農林水産省、国土交通省、環境省】