一般財団法人環境イノベーション情報機構
柏崎刈羽原発に対するIAEA運転管理評価チームの調査が決定
【エネルギー 原子力】 【掲載日】2003.08.15 【情報源】原子力安全・保安院/2003.08.14 発表
国際原子力機関(IAEA)事務局は原子力安全・保安院の要請に基づき、東京電力(株)柏崎刈羽原子力発電所に運転管理評価チーム(OSART)を派遣し、運転管理状況の評価を行うことを決定し、2003年8月14日までに原子力安全・保安院に通知した。IAEAではメンバー国からの要請に基づき、運転管理評価チームを要請のあった原発に派遣。評価チームはその原発の運転管理状況について、IAEA原子力安全基準などに照らして評価を行い、改善提案・助言を要請したメンバー国に報告することになっている。
なお評価チームによる柏崎刈羽原発の実際の調査・評価は2004年に数週間にわたり実施される予定だが、事前打合せのための使節団が2003年中にも柏崎刈羽原発を訪問する見込み。
原子力安全・保安院としては、事前打合せのための使節団に日本の原子力安全規制制度の説明を行うなど、規制当局として必要な支援を行う方針だ。【原子力安全・保安院】