一般財団法人環境イノベーション情報機構
フロン回収破壊法に基づくフロン類破壊量、14年度は1,653トンに
【地球環境 オゾン層】 【掲載日】2003.06.23 【情報源】経済産業省/2003.06.20 発表
経済産業省はフロン回収破壊法に基づき、フロン類破壊業者から報告された平成14年度のフロン類破壊量をとりまとめ、平成15年6月20日付けで公表した。平成14年度のフロン類破壊量の総計は約1,653トンで、フロン類の種類別に見ると、CFC(クロロフルオロカーボン)が約354トン、HCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)が約1,173トン、HFC(ハイドロフルオロカーボン)が約126トンであった。
また、フロン類破壊業者に引き取られたフロン類をフロン回収破壊法の特定製品別に見ると、第一種特定製品となっている業務用冷凍空調機器から回収されたものが約1,579トン、第二種特定製品となっているカーエアコンから回収されたものが約137トンとなっていた。
ただし業務用冷凍空調機器に対する法の施行日が14年4月1日となっていたのに対し、カーエアコンに対する施行は14年10月1日であったため、カーエアコンの引取量は14年10月から15年3月までの半年間の値となっている。【経済産業省】