一般財団法人環境イノベーション情報機構
釜房ダム貯水池と諏訪湖の「湖沼水質保全計画」を決定
【水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2003.03.03 【情報源】環境省/2003.02.24 発表
平成15年2月24日に開催された公害対策会議幹事会で、湖沼水質保全特別措置法の指定湖沼である釜房ダム貯水池と諏訪湖の第4期「湖沼水質保全計画案」が了承され、計画が正式決定された。昭和60年3月から施行されている湖沼水質保全特別措置法では、環境大臣が指定した全国10の「指定湖沼」について、関係県知事が5年ごとに湖沼水質保全計画を定め、水質保全対策を総合的・計画的に進めることになっている。
釜房ダム貯水池については昭和62年9月に、諏訪湖については昭和61年10月に指定湖沼に指定され、これまで3期15年間にわたり同計画による施策が実施されてきたが、13年度で第3期の計画期間が終了したことに伴い第4期の計画が作成されていた。
なお第4期計画は14年度から18年度までの5年間を対象としており、 18年度まで達成を目指すべき化学的酸素要求量(COD)、全窒素、全燐(りん)の水質目標値が盛り込まれた。【環境省】