一般財団法人環境イノベーション情報機構
京都議定書目標達成まで、あと1.5パーセント
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2003.02.27 【情報源】/2003.02.19 発表
ドイツ連邦環境省は、ドイツの2002年の温室効果ガス排出量が1990年レベルから19.4%減少し、京都議定書の目標達成まで、あと約1.5%に迫っていることを発表した。削減した温室効果ガスは約2億4000万トンに達しており、この数値は、他のEU加盟国の削減量を合計した量の2倍となる。トリティン環境大臣は、「ドイツは、温暖化対策の世界のリーダーとしての役割を示した。(ドイツは京都議定書の目標を達成できないという)全ての悲観主義者に対し、我々は、2010年までに21%の温室効果ガスを削減するために、最良の道を歩んできている。今後も、自然エネルギー、省エネルギーへの助成、そしてモーダルシフト政策を継続していく。これらの分野では、さらに温室効果ガスを削減できる可能性がある」と、コメントした。【ドイツ連邦環境省】