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環境ニュース[国内]

「災害防護」「環境保全」「適正な利用」が調和した海岸づくり目指す 海岸保全の進め方検討会報告書

自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2003.02.14 【情報源】国土交通省/2003.02.14 発表

 農林水産省、国土交通省の関係部署が設置した「中期的な展望に立った新しい海岸保全の進め方検討会」は平成15年2月13日までに、これまでの検討結果を報告書にまとめた。
 この検討会は社会資本整備の観点から海岸保全の進め方を検討する目的で平成14年3月に設置され、14年8月に検討内容についての中間とりまとめを公開。今回の「報告書」はこの中間とりまとめに寄せられた94人の意見を踏まえ、改めてまとめられたものだ。
 「災害防護」「環境保全」「適正な利用」の3要素が調和した海岸保全と地域特性を生かした海岸づくり−−を基本理念に据え、国と地方の役割分担のもと、地域住民やNPOと連携しながら海岸保全を行うとしている。
 また、(1)津波、高潮、波浪などによる生命・財産・生活に対する被害の軽減、(2)人の暮らしと自然環境が調和した海岸環境の次世代への継承−−の2点を政策目標に掲げ、この2大目標に沿ってより具体的に(一)津波、高潮、波浪に対する防護施設整備、(二)災害情報の公開、(三)浸食対策の実施、(四)地震対策の実施、(五)環境保全・回復、(六)海辺に親しめる環境整備、(七)多様な海岸利用の充実−−の7つの小目標を設定。それぞれの小目標達成のための施策を示した。【農林水産省,国土交通省】

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