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環境ニュース[国内]

青森県のエコタウンプランを承認

環境一般 まちづくり】 【掲載日】2003.01.06 【情報源】経済産業省/2002.12.25 発表

 経済産業省と環境省は、承認申請が出ていた青森県のエコタウンプランの独創性と先進性を認め、平成14年12月25日付けで正式に承認することにした。
 エコタウン事業は、廃棄物のゼロ・エミッションへの取り組みを中心とし、既存の枠にとらわれない先進的な環境調和型まちづくりを推進することを目的として平成9年度に創設された制度。承認を受けた場合、プランに基づき実施される中核的な事業について、国が総合的・多面的な支援を実施することになる。
 今回の青森県のエコタウンプランは、八戸地区を県全体の資源循環型地域づくりの拠点とし、同地区で古くから蓄積された金属溶融還元、金属精錬技術を生かし、ホタテ貝殻や一般廃棄物焼却灰を魚礁や天然砂利の代替品となる人工スラグに再資源化し、最終処分場のいらないゼロ・エミッションシステムを形成していこうとするもの。
 青森県内で問題となっているホタテ貝殻の処理問題と天然砂利の山林堀削による自然破壊防止の両方の解決をめざす内容だ。
 なお、今回の承認はエコタウンプランの承認としては全国で17番目にあたる。【経済産業省】

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