中央省庁で初めて「環境配慮の方針」を決定　

　環境省は平成１４年１１月２８日、環境基本計画に基づき、「環境配慮の方針」を定めたことを明らかにした。
　平成１２年１２月２２日に閣議決定された第２次環境基本計画では、関係府省が自主的に「環境配慮の方針」を明らかにし、この方針に基づき、率先して環境管理システムの導入に向け検討することを求めているが、実際に「環境配慮の方針」を明らかにしたのは、関係府省の中で環境省が初めて。
　環境省の「方針」は対象を環境省のすべての組織におけるすべての活動と設定し、具体的には（１）環境保全政策の立案と実施、（２）公共施設整備、（３）通常の経済活動の主体としての活動－－の３つの場面でどのように環境配慮を行うかをまとめている。
　なお同省では方針に基づきながら、環境管理システムを適切に進行管理し、環境配慮の取組みの推進を図っていきたい考えだ。【環境省】