一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

オーストラリア産ブルーベリーから残留基準値を超えるマラチオンを検出

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2002.11.28 【情報源】厚生労働省/2002.11.21 発表

 検疫所でのモニタリング検査の結果、オーストラリア産生鮮ブルーベリーから2回にかけて残留基準値を超える有機リン系殺虫剤マラチオンの検出が確認された。
 ブルーベリーに対するマラチオンの残留基準値は0.5ppmだが、今回の事例ではそれぞれ0.85ppm、0.67ppmのマラチオンが検出された。
 このため厚生労働省では平成14年11月26日付けでオーストラリア産ブルーベリーに対して、食品衛生法第15条第3項に基づく検査命令の実施を決定。今回残留農薬が検出された食品の輸入業者に対しては、同時に輸入された全量について廃棄または積み戻しを行うよう指示する
とともに、収穫地、生産者、農薬の使用状況について調査をするよう指導を行った。
 なお検査命令の対象になった場合、輸入者は費用を負担して、厚生労働省指定機関で検査を実施しなければならず、検査結果が判明し問題がないことが確認されるまで輸入手続きを進めることができない。【厚生労働省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク