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環境ニュース[国内]

革新的な原子力システム技術開発で計17件のテーマを採択

環境一般 調査/研究】 【掲載日】2002.11.25 【情報源】文部科学省/2002.11.22 発表

 文部科学省は、平成14年7月31日まで公募していた大学、研究機関、企業が実施する革新性の高い原子炉技術や核燃料サイクルシステムに関する技術開発テーマの採択結果について、14年11月22日付けで公表した。
 今回の公募は、原子炉や核燃料サイクル施設の規模や方式にとらわれない多様なアイデアの発掘や、大学、研究機関、企業間の連携による競争的な技術開発の促進を目的として実施されたもので、対象となる技術は、「革新的原子炉技術開発」、または「燃料サイクルシステム技術開発」のうち、現在技術的・工学的に成立性が確認されておらず、実用化には相当程度の技術の向上が必要であるが、科学技術的見地から有用なもの−−と規定されている。
 なお応募された総計68件のテーマについて有識者で構成される「革新的原子力システム研究開発検討会」が評価を行った結果、革新的原子炉技術開発分野では日本原子力研究所・東京大学・大阪大学による「超高燃焼水冷却増殖炉用燃料集合体に関する技術開発」など9件、核燃料サイクルシステム技術開発分野では日本原子力研究所・大阪大学による「窒化物燃料と乾式再処理に基づく核燃料サイクルに関する技術開発」など8件のテーマが採択された。
 採択されたテーマは文部科学省と技術開発委託契約を締結して技術開発が実施できる。【文部科学省】

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