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環境ニュース[国内]

JR東日本グループ、駅周辺月極駐車場で1日単位の予約開始、環境負荷を低減

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2016.10.26 【情報源】企業/2016.10.21 発表

 JR東日本グループは、駅の周辺や高架下の月極駐車場で、1日単位の駐車予約サービスを10月24日に首都圏で始めた。駅に近い駐車場に自動車を止めて、鉄道で移動する方法「パーク&ライド」を促進すると同時に、駐車場不足による沿線の渋滞を緩和して環境負荷を低減する。利便性も向上する。駐車場シェアリングサービスを活用する。

 JR東日本の100%子会社で開発事業者のジェイアール東日本都市開発が運営する28カ所・約430台の駐車場を対象にする。京浜東北線の東十条駅(東京・北)、中央線の阿佐ヶ谷駅(東京・杉並)、常磐線の亀有駅(東京・葛飾)の付近などとなる。パーク24が展開する会員制の駐車場予約サービス「B-Times(ビィ・タイムズ)」を使う。

 B-Timesは、パソコンやスマートフォン(多機能携帯電話)などからウェブサイトを通して24時間いつでも希望する駐車場が予約できる。目的地で駐車場に止められなかったり、駐車場を探すのに時間がかかったりすることがなくなる。予約時間内の出し入れは自由で、駐車料金は事前に登録したクレジットカードで決済する仕組みとなる。

 今後、首都圏で提供する台数を拡大するとともに、仙台を中心に福島、盛岡、青森など東北地区でもサービスを計画している。このほか、東日本の各地で順次サービスを導入する。B-Timesは駐車場のマッチングとして8月に始まった。外出先で確実に車を止めたいドライバーと、空いている土地スペースの有効活用を求める側を結び付ける。【東日本旅客鉄道株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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