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環境ニュース[国内]

NTT東日本、HEMS情報利活用事業者向け基盤サービスを開始、電力情報を集約・提供

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2016.10.05 【情報源】企業/2016.10.03 発表

 NTT東日本は、HEMS(住宅エネルギー管理システム)の情報を利活用する事業者向けの基盤サービス「HEMS情報コネクト」を10月14日に全国で始める。HEMSの機器・サービスを展開する事業者から、家庭などの電力情報を集約し、統一データ形式にして提供する。HEMS情報利活用事業者は、HEMS利用者に各種のサービスが提供できるようになる。

 HEMSの情報を利活用したサービスの提供を考える事業者からの要望は高まっている。その上、4月の電力小売り全面自由化に伴い、電力事業者による高付加価値サービスの創出ニーズもあることから、HEMS情報コネクトを実施することにした。HEMS情報利活用事業者はHEMSの利用者に対し、高齢者見守り、クーポン配信、セキュリティーなどのサービスが提供できる。

 HEMS情報コネクトは、HEMSサービス事業者によって異なるHEMSのデータ形式を標準的な仕様に基づいて変換する。HEMS利用者からHEMS情報利活用事業者への情報提供に関する同意や申し込み・解約など、さまざまな手続きを支援する機能もある。HEMS利用者向けの情報提供もサポートし、HEMS情報利活用サービスに関する案内をウェブサイトに掲載する。

 HEMS関連でNTT東日本は、自社のHEMSサービス「フレッツ・ミルエネ」向けの新しい接続機器「対応サービスゲートウェイ(SG-100KI)」の提供を10月3日に始めた。電力使用量計測には、従来機器「スマートメーター(次世代電力量計)対応USBドングル」に対応する接続機器が必要だったが、これがなくても容易に「見える化」できる。

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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