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環境ニュース[国内]

パナソニック、一体型LEDベースライト「iD」出荷1000万台、省エネ活動に寄付

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2016.09.12 【情報源】企業/2016.09.07 発表

 パナソニックが製造・販売する一体型LED発光ダイオード)ベースライト「iDシリーズ」が、累計出荷1000万台を8月末に突破した。これを記念し、売り上げの一部をLED照明の普及による省エネ活動の促進に寄付する。iDシリーズは、省エネを目的にした蛍光管器具からの置き換えとして、オフィスを中心にした各施設で利用されている。

 iDシリーズはLEDベースライトの定番商品で、2012年12月に発売した。器具本体と電源内蔵型LEDユニット「ライトバー」を組み合わせる方式を採用し、設置後、器具本体はそのままで明るさや用途に合わせてライトバーが変更できる。オフィスや学校、病院などへの納入実績があり、非常用や工場などで使う用途別の照明器具もそろえている。

 発売から1年で累計出荷台数100万台、2年8カ月で500万台を超え、今回3年9カ月で1000万台を達成した。最近、急速に販売を伸ばしている。1000万台突破を記念し、9月1日〜2017年3月31日に出荷する製品を対象に、1台の売り上げについて1円を温暖化防止活動を行うNPO「気候ネットワーク」に寄付する。LED照明の普及に役立ててもらう。

 iDシリーズでは6月に、省施工の「PiPit(ピピッと)調光シリーズ」の高機能タイプ「PiPitプラス」を投入した。無線通信で調光するため信号線工事の必要がない。センサーが昼間の外光を検知して明るさを調整する機能があり、外部のデマンドコントロール(最大需要抑制)機器とも連動して明るさを制御し、一層の省エネを可能にする。

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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