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環境ニュース[国内]

キリン、森と水のつながりを体験する「水をめぐる森の教室」を富士山麓で開催

環境学習 その他(環境学習)】 【掲載日】2016.09.08 【情報源】企業/2016.09.02 発表

 キリンは、森と水のつながりを体験するイベント「水をめぐる森の教室」を10月1日と22日の2回、開催する。富士山麓にある静岡県御殿場市のキリンディスティラリー富士御殿場蒸留所と、近隣の「キリン富士山麓水源の森」で、水をめぐる森の散策や下草刈り、伐採、植樹の体験などを行う。アウトドア雑誌「ランドネ」との共催だ。

 富士御殿場蒸留所では富士山の伏流水を使用してウイスキーをつくっている。キリン富士山麓水源の森は43haの広さがあり、蒸溜所から車で数十分に位置する。間伐作業などの森林整備を2006年に始め、明るい森になった。2014年度からは、森と水のつながりを体験してもらう機会として、一般を対象に水をめぐる森の教室を開いている。

 10月1日、22日とも同じスケジュールとなり、午前9時半に御殿場駅(同市)に集合して路線バスで移動する。富士御殿場蒸留所に到着後「水をめぐる森歩き」と題し、自然観察員の解説を聞きながら森を散策する。その後、下草刈りと伐採の体験、昼食休憩、植樹体験、苗木ポット作りと続き、森を再生させるための活動の手伝いをする。

 工場の見学やウイスキーの試飲もあり、午後6時半に御殿場駅で解散する。20歳以上が参加でき、費用は2000円で、ウェブサイトから申し込む。定員は各回30人で応募多数の場合は抽選となる。キリンは、豊かな水資源を得るには森の働きが重要と考え、各地で「水源の森活動」を展開している。今後、こうしたイベントを増やす。

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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