一般財団法人環境イノベーション情報機構
経産省、「ネガワット取引に関するガイドライン」を改定
エネルギー】 【掲載日】2016.09.07 【情報源】経済産業省/2016.09.01 発表
経済産業省は、平成29年中に予定されているネガワット取引市場の創設に向けて、「ネガワット取引に関するガイドライン」(平成27年3月策定)を改定した。需要家が節電した電力量(ネガワット)に対し電力会社が対価を支払う「ネガワット取引」に関するガイドライン(平成27年3月策定)であり、ネガワット取引の普及に向け、ネガワットの量の評価方法など、取引の実務において重要となる事項について指針を示したものになる。
主な改定ポイントは、市場でのネガワット取引を想定して、ネガワットの量の評価の基準となるベースラインの設定方法を変更、及び、供給力調達のための費用を負担する小売事業者と、ネガワット取引に基づいてその供給力の一部を譲り受けるネガワット事業者との間での利益調整を行うため、ネガワット調整金についての規定を追加した。