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環境ニュース[国内]

JXエネルギー、遊休地活用の太陽光発電事業で富山、福井、愛知県に新たに建設

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2016.08.30 【情報源】企業/2016.08.25 発表

 JXエネルギーは、自社グループの遊休地を活用した太陽光発電事業で、新たに富山市、福井県坂井市、愛知県蒲郡市に1カ所ずつ大規模発電所を建設する。発電電力は、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づいて電力会社に全量売電する。これでJXエネルギーの太陽光発電所は計17カ所・出力計41.2MW(4万1200kW)になる。

 富山市には「富山メガソーラー発電所」を造る。臨海部に位置する子会社の施設構内にある土地を利用する。坂井市は臨海部の油槽所跡地に「坂井メガソーラー発電所」を設ける。両発電所とも約3万2000m2の敷地面積があり、出力は2.8MW(2800kW)だ。それぞれ一般家庭約530世帯の年間消費電力量に相当する年間発電電力量を見込む。

 蒲郡市では、臨海部のガスターミナル跡地7000m2に、出力0.6MW(600kW)の「蒲郡メガソーラー発電所」を設置する。一般家庭約130世帯分の年間消費電力量にあたる年間発電電力量を想定する。富山と坂井は9月に着工して12月に送電を始め、北陸電力に売電する。蒲郡は2017年1月の着工と同年3月の送電開始を予定し、中部電力に売電する。

 JXエネルギーは再生可能エネルギーの普及・拡大を目的に、グループの遊休地を生かしてメガソーラー(大規模太陽光発電所)を建設し、売電する事業を進めている。3月までに全国で出力12.2MW(1万2200kW)〜0.9MW(900kW)の14カ所の太陽光発電所が送電を始めた。これで当初計画は終了したが、今回新しく3カ所を加えて事業を拡大することにした。

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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