一般財団法人環境イノベーション情報機構
積水化学、「SEKISUI環境ウィーク」のシンボルイベントをニューヨークで開催
【エコビジネス 環境と経済】 【掲載日】2016.08.30 【情報源】企業/2016.08.23 発表
積水化学工業は、世界的に推進する環境貢献活動「SEKISUI環境ウィーク」のシンボルイベントを米国ニューヨークで8月20日に開催した。社長をはじめとした経営幹部や、従業員とその家族ら計約100人が、生物多様性保全を狙いに外来植物を駆除した。シンボルイベントのほかにも各事業所で独自に環境への取り組みを企画して実施した。SEKISUI環境ウィークは、8月を中心にグループ全体で環境貢献を行う活動で、2013年から毎年展開している。2014年度に策定した環境中期計画「SEKISUI環境サステナブルプランTake-Off」(2014〜2016年度)では、グループ全事業所・全従業員の参加を目標とした。2015年は世界の全ての事業所・関係会社が清掃や自然観察などを行った。
今回のシンボルイベントはマンハッタン北部の公園「セントラル・パーク」で開いた。生物多様性に富み、年間約4200万人が訪れる。参加者たちはセントラル・パーク管理委員会の指導を受け、木の根元などに生えている外来植物を取り除いた。米州のグループ会社はこれまでも同様の活動で生物多様性を理解して環境意識を高めている。
各事業所では、グループ企業の東京セキスイハイム工業が埼玉県蓮田市で工場周辺の清掃、同じくグループ企業の積水成型工業が島根県出雲市で湖沿岸の清掃を実施するなど、従業員たちがさまざまな環境活動に取り組んだ。2016年のSEKISUI環境ウィークのスタートでは、経営幹部や従業員約270人が東京・虎ノ門の本社周辺のクリーンアップを8月1日に行った。