一般財団法人環境イノベーション情報機構
環境省、PCB廃棄物処理基本計画の変更を発表
【健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2016.07.26 【情報源】環境省/2016.07.26 発表
環境省は、ポリ塩化ビフェニル廃棄物(PCB廃棄物)の適正な処理の推進に関する特別措置法に基づくポリ塩化ビフェニル廃棄物処理基本計画の変更について発表した。日本では、PCB廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法に基づき、PCB廃棄物の期限内処理が義務付けられているが、処理期限内の処理完了は決して容易でないことから、取組を強化するもの。
高濃度PCB廃棄物は中間貯蔵・環境安全事業株式会社(JESCO)で処理、低濃度PCBは民間事業者とする方針。
PCB廃棄物の処分量の見込みは大型変圧器等:約3.6千台、大型コンデンサー等:約8万台、安定器:約390万個、小型変圧器・コンデンサー:約60万個、その他汚染物等:660トンとなっている。