平成25（2013）年度温室効果ガス排出量の集計結果を公表

【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2016.06.13 【情報源】環境省／2016.06.13 発表

　環境省及び経済産業省は、地球温暖化対策の推進に関する法律（平成10年法律第117号。以下「温対法」という。）に基づく温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度により事業者から報告のあった平成25（2013）年度の温室効果ガス排出量を集計し、取りまとめ公表をした。

　報告を行った事業者（事業所）数は、特定事業所排出者が12,466事業者（特定事業所：14,971事業所）、特定輸送排出者が1,358事業者であった。また、報告された特定排出者の温室効果ガス排出量の合計値は7億1,667万tCO2であった。

　温対法に基づく「温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度」は、温室効果ガスを相当程度多く排出する者（特定排出者）に、温室効果ガスの排出量を算定し国に報告することを義務付け、国が報告された情報を集計・公表する制度となる。

　この制度は、温室効果ガスの排出者自らが排出量を算定することにより、自らの排出実態を認識し、自主的取組のための基盤を確立するとともに、排出量の情報を可視化することにより、国民・事業者全般の自主的取組を促進し、その気運を高めることを目指したもの。