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環境ニュース[国内]

王子ホールディングス、社有林と工場を活用した自然体験型環境教育プログラムを開催

環境学習】 【掲載日】2016.06.08 【情報源】企業/2016.06.01 発表

 王子製紙を中核にする王子ホールディングスは、グループの社有林と工場を活用した子ども向けの自然体験型環境教育プログラム「王子の森・自然学校」を全国4カ所で7月下旬から8月下旬にかけて計5回開催する。小学4年生〜中学3年生を対象に参加者の募集を始めた。環境教育を手掛ける公益社団法人日本環境教育フォーラム(JEEF)と協働する。

 王子の森・自然学校は、社有林を生かして「森と産業と人のつながり」を夏休み中の子どもたちに伝える社会貢献活動として2004年から開き、今回が12回目になる。2泊3日の日程で北海道千歳市(7月26〜28日)、広島県北広島町(7月30〜8月1日)、栃木県日光市(8月1〜3日)、静岡県富士宮市(8月8〜10日と8月22〜24日)に宿泊して実施する。

 製紙工場見学、植林・間伐、紙すき体験など森林育成・活用プログラムに加え、開催地の自然に応じて自然観察や川遊びなどを盛り込んだ。北海道は「持続可能な森づくりの大切さを学ぶ」、栃木は「木を活用したアクティビティに取り組み、森について理解を深める」、静岡は「森づくりを通して人・森・紙の関わりを考える」の内容をそれぞれ設定した。

 参加は無料(集合解散地への往復交通費は自己負担)で各地域とも1回20人を募集する。6月30日必着でJEEFにはがきで申し込む。詳細な内容や応募方法はJEEFのウェブサイトに掲載した。王子グループは、国内700カ所、約19万haの社有林を維持・管理していて、大気保全、水源かん養、生物多様性保全など森林が持つ機能の維持を進めている。

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)
 

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