環境省、第三次循環型社会形成推進基本計画の進捗状況の第２回点検結果を公表

ごみ･リサイクル】 【掲載日】2016.04.11 【情報源】環境省／2016.04.11 発表

　環境省は、第三次循環型社会形成推進基本計画の進捗状況の第２回点検結果を公表した。
　第三次循環基本計画においては、中央環境審議会が、毎年度、本計画の着実な実行を確保するため、本計画に基づく施策の進捗状況の評価・点検を適切に行うとされている。
　今回の点検結果では、循環基本計画に定められている我が国におけるものの流れ（物質フロー）に係る指標のうち、循環利用率及び最終処分量は長期的に向上傾向にありますが、資源生産性の目標の達成は厳しくなっており、しっかりと要因分析を行い、目標達成に向けた有効な取組に繋げていく必要があるとしている。
　また、循環基本計画に定められている目標を有する取組指標のうち、一般廃棄物の減量化、循環型社会ビジネスの市場規模拡大、循環型社会に関する意識・行動は目標の達成が厳しい状態となっており、更なる取組が必要とされた。
　それ以外でも、２Rの取組推進、リサイクルの徹底、環境配慮設計推進、循環資源原料利用の製品需要拡大、有用金属情報の共有、各主体のネットワーク化・プラットフォーム化、国際資源循環の推進、SDGsの達成等に向けた取組が重要としている。