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環境ニュース[国内]

SG HD、グループ企業が物流施設で日本政策投資銀行の「グリーン認証」最高ランク

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2016.04.11 【情報源】企業/2016.04.05 発表

 SGリアルティは、埼玉県東松山市に所有する物流施設「SGリアルティ東松山」について、日本政策投資銀行(DBJ)の「DBJグリーンビルディング認証(ロジスティクス版)」で最高ランクを取得した。同社は、佐川急便を中核とするSGホールディングスグループ企業で不動産関連事業を手掛けている。さまざまな環境技術を導入している点などが評価された。

 SGリアルティ東松山は敷地面積5万3091.63m2、3階建てで7万7494.96m2の延べ床面積があり、2015年10月に完成した。DBJグリーンビル認証では、共用部・倉庫部分の全てに消費電力が抑えられるLED(発光ダイオード)照明を設置するとともに、倉庫の屋根に太陽光発電パネルを導入するなど環境に配慮していることが認められた。

 このほか、1階のテナントになっている佐川急便の配送センターと、2、3階の倉庫エリアが接続できる構造にして輸送効率を高めている点も評価された。さらに、テナントの従業員向けにリフレッシュコーナーを設けるなど、働きやすい環境を整備したことも認められた。この結果、5段階の評価のうち最高ランクとして認証された。

 最高ランクは「国内トップクラスの卓越した『環境・社会への配慮』がなされたビル」で、SGリアルティの施設では5棟目となる。DBJグリーンビル認証(ロジスティクス版)は、建物の省エネ設計、再生可能エネルギー設備などの環境性能に加え、テナント利用者の快適性、周辺環境や関係者への配慮などに関して総合的に評価する。

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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