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環境ニュース[国内]

パナソニックなど、横浜市港北区に開発するスマートタウンまちづくり構想策定

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2016.03.30 【情報源】企業/2016.03.28 発表

 パナソニックは、横浜市港北区の自社事業所跡地に野村不動産などと開発するスマートタウン(環境配慮型の街)「Tsunashima(ツナシマ)サスティナブル・スマートタウン(SST)」のまちづくり構想を策定した。異業種の協業で2社をはじめ10社・団体がTsunashimaSST協議会に参画し、全体の環境目標などを決めた。2018年のまちびらきを計画している。
 TsunashimaSSTは約3万7900m2の敷地面積があり、エネルギーセンターや水素活用拠点を設ける約3500m2のタウンマネジメント拠点と、約3600m2の集合住宅、約1万8300m2の商業施設、約1万2500m2の技術開発施設で構成する。TsunashimaSST協議会は、横浜市をオブザーバーに2015年12月に設立し、JXエネルギー、パナホーム、東京ガスなどが加わった。
 まちづくり構想では「この街が、未来をつくっていく。」をコンセプトに、環境目標としてCO2排出量の2005年度比40%削減、生活用水使用量の同30%削減と、新エネルギーなどの利用率30%以上を掲げた。新エネルギーなどには太陽光発電を中心とする新エネルギーに加え、天然ガスコージェネレーション(熱電併給)、燃料電池など新たな技術を含む。
 エネルギーセンターは中心部に位置し、街全体にエネルギーを供給する。東京ガスグループがガスコージェネシステムを導入して、発電時に発生する熱を冷暖房や給湯に利用する。水素活用拠点はJXエネルギーが運営し、燃料電池車に水素を供給する。商業施設は廃熱活用空調システムなどの技術を採用し、集合住宅は太陽光パネルと蓄電池を連携させる。【環境省】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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