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環境ニュース[国内]

大和ハウス、日本政策投資銀行の「環境格付」最高ランクに基づく融資が適用される

エコビジネス 環境ラベル】 【掲載日】2016.03.03 【情報源】企業/2016.02.26 発表

 大和ハウス工業は、日本政策投資銀行(DBJ)が実施した「DBJ環境格付」で最高ランクの「環境への配慮に対する取り組みが時に先進的と認められる企業」を取得した。評価に基づいて特別金利での融資が適用された。DBJは、大和ハウスが事業戦略と一体化した環境行動計画を策定して各種の環境活動を展開していることを認めた。
 DBJ環境格付は、独自の格付けシステムで企業の環境経営度を評価して優れた企業を選び、得点に応じて融資条件を設定する。4段階の格付けがあり、評価が高い企業は優遇される。大和ハウスは創エネ・省エネ・蓄エネの実現に向け、エネルギー管理システムを導入した「スマート&エコ商品」の普及を図っている点が評価された。
 加えて、建物の長寿命化や中古住宅の再生販売などの事業や、都市部の生物多様性に配慮した環境緑化など、環境貢献型の事業を拡大していることが認められた。木材調達や化学物質管理について独自のガイドラインで影響評価を行うなど環境・CSR企業の社会的責任)に配慮したサプライチェーン(供給網)の構築も評価された。
 さらに、ステークホルダー(利害関係者)ミーティングを活用して、幅広いCSRの課題から重点を特定し、自己評価指標を見直した。併せて、8テーマ18課題で40の指標に設定したKPI(重要業績評価指標)による目標と成果を継続的に開示している点も評価対象になった。大和ハウスは最高ランクの格付けを弾みに今後も取り組みを進める。【大和ハウス工業(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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