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環境ニュース[国内]

JXエネルギー、家庭用電力「ENEOSでんき」のメニュー決定、各種の特典を用意

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2016.01.18 【情報源】企業/2016.01.14 発表

 JXエネルギーは、4月の電力小売りの全面自由化を受けて、同月始める家庭用電力サービス「ENEOSでんき」の料金メニューを1月14日に決めた。料金単価を抑えるとともに、支払い方法に応じた各種の特典を用意した。1月15日からウェブサイトなどで受け付ける。3月までに申し込むと使用開始月の電気料金を2000円割り引くキャンペーンを実施する。
 ENEOSでんきは東京電力のエリアを対象にする。全国の発電所稼働で蓄積した発電のノウハウと、約10年間にわたる業務および産業用の電力販売実績を強みにしながら、低料金を打ち出して顧客の獲得を目指す。料金は、電気の使用量が多い世帯にとってメリットが大きくなるように設定した。基本料金は東電の現行と同じで、従量料金で差を付けている。
 120kWhまで、120kWh〜300kWh、300kWhを超える3段階の従量料金のうち、120kWh〜300kWhは1kWhあたり23.26円、300kWhを超える分は同25.75円と、東電と比べて10%、14%安くした。120kWhまでは東電より7%高い同20.76円となる。2年の利用を約束することで2年目まで1kWhあたり0.2円、3年目以降に同0.3円を割り引くオプションメニューも導入する。
 オプションを適用すると、1カ月の電気代が約8200円だった場合、年間約4900円安くなる。JXエネルギーのクレジットカード「ENEOSカード」で電気料金を払うと、ENEOSサービスステーションでガソリンなどを1L1円割り引く。さらにJXエネルギーはKDDIと提携契約を結んだ。両社の経営資源やノウハウを活用して競争力のあるサービスを目指す。【JXエネルギー(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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