一般財団法人環境イノベーション情報機構
東京ガス、総合エネルギーサービスを受け付け、「ガス・電気セット割」も用意
【エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2016.01.06 【情報源】企業/2015.12.24 発表
東京ガスは、4月の電力小売りの全面自由化を受けて首都圏で同月に家庭・業務用顧客向けに始める総合エネルギーサービスの受け付けを1月4日に始めた。サービスプランを「ずっともプラン」と名付け、「ガス・電気セット割」も用意した。さらに、併せて展開するインターネット接続やポイントなど付加サービスに関して各社と業務提携した。電気を多く使うと電気料金が安くなるメニューを3種類設定した。家庭・商店・飲食店・マンション共用部向けの「ずっとも電気1」、電気機器を多く使用する家庭・商店・事務所・飲食店・マンション共用部の「ずっとも電気2」、モーターや大型エアコンなどの動力を使う商店・事務所・工場・飲食店・マンション共用部の「ずっとも電気3」だ。
1、2、3は東京電力の「従量電灯B」「従量電灯C」「低圧電力」に相当する。1は契約電流30〜60Aで、料金は140kWhまで、140〜350kWh、350kWh超の3段階ある。基本料金は東京電力より高いものの、使用量が多いと安くなる。1、2、3とも、付帯メニューのガス・電気セット割を契約すると、電気料金の基本料金を月額250円、年間で3000円割り引く。
東京ガスのガスを契約していて年間の電気使用量が4700kWhの場合だと、東京電力の現在のプランと比べて年間4000〜5000円抑えられるという。ガス・電気に加えて提携事業者のインターネット接続サービスを割安で提供する「東京ガストリプル割」や、東京ガス独自の「パッチョポイント」を提携各社のポイントと交換できるサービスも予定する。【東京ガス(株)】