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環境ニュース[国内]

福井県、EVカーシェアで実証実験えちぜん鉄道勝山駅を拠点に

大気環境 交通問題】 【掲載日】2015.12.02 【情報源】地方自治体/2015.09.15 発表

 福井県は、電車がブレーキをかけた際に発生する回生電力を蓄電池に蓄電し、駅舎照明や電気自動車(EV)の充電に活用するための調査事業(鉄道エネルギー有効活用調査事業)を行う。
 このほど、調査事業の一環として、えちぜん鉄道勝山駅(福井県勝山市)を拠点にEVを利用したカーシェアリングの実証実験を開始した。需要調査や利用料金の検証など、事業化に向けた具体的な検証を行う。
 勝山駅に配置したのは、日産自動車のEV「リーフ」1台。車体に福井県の恐竜ブランドキャラクター「ジュラチック」のラッピングを施した「きょうりゅう電気自動車」だ。
EVの貸し出しは来年1月18日まで。営業時間は午前8時〜午後8時。利用料金は、3時間2500円、5時間4000円、1日7000円。利用にあたって事前の会員登録は不要で、えちぜん鉄道の利用者は300円割引となる。県は調査結果を踏まえ、利用料金や導入車両を検討する。
 勝山駅は、県立恐竜博物館の最寄り駅で、多くの観光客が訪れるものの、駅から博物館まではバス利用が一般的で、県はEVを配置すれば一定の貸し出し需要が見込めるとしている。総合政策部交通まちづくり課 TEL:0776-20-0723【福井県】

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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