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環境ニュース[国内]

NTT東日本、電力事業者向けHEMSプランで「電力データ流通機能」の提供を開始

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2015.11.19 【情報源】企業/2015.11.16 発表

 NTT東日本は、電力事業者向けの住宅エネルギー管理システム(HEMS)サービス「フレッツ・ミルエネ事業者向けプラン」で、新たに「電力データ流通機能」を11月16日に始めた。電気利用者の使用データを短い時間で事業者に提供する。パソコンやタブレット(携帯情報端末)などに表示するサービスの「画面カスタマイズ」機能も導入した。
 電力データ流通機能は、スマートメーター(通信機能付き次世代電力量計)から収集するBルートのデータをサーバー間の連携で提供する。BルートはスマートメーターとHEMS機器間のルートで計測間隔が短い。データは利用者の電力使用データにあたる。事業者はデータ活用で効率的な電力需給管理や独自の料金プラン・サービスにつなげられる。
 サービスの画面カスタマイズ機能は、ブラウザーに表示するサービス提供画面の背景画像やロゴなどのデザインを事業者の要望に応じて変更できる。事業者が用意した素材をNTT東日本が設定する。ログイン画面に掲載するお知らせ文や、事前に設定した時間帯・消費電力を基に通知する「電力変動お知らせ機能」のメール文なども変えられる。
 電力データ流通機能、画面カスタマイズ機能とも、利用にはフレッツ・ミルエネ事業者向けプランの契約が必要になる。このプランは、電力小売り事業者が電力供給とセットでHEMSを提供できるようにする。月額料金と、初期費用だけで利用可能な一括プランがあり、事業者に料金請求する。HEMSは電力「見える化」やランキングなどを備える。【東日本電信電話(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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