（仮称）稲庭田子風力発電事業に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見提出

【環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2015.11.13 【情報源】環境省／2015.11.13 発表

　環境省は、13日、青森県及び岩手県で計画されている「（仮称）稲庭田子風力発電事業計画段階環境配慮書」（株式会社グリーンパワーインベストメント）に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。
　この事業は、青森県三戸郡田子町、岩手県二戸市及び八幡平市において、最大で総出力111,000kWの風力発電所を設置するもの。
　環境大臣意見では、対象事業実施区域の設定にあたり、自然度の高い植生及び緑の回廊と同様の機能を持つ森林が存在する区域を原則として除外すること、風力発電設備への衝突事故や移動経路の阻害等による重要な鳥類への重大な影響を回避すること等を求めている。

○事業概要
・名称　（仮称）稲庭田子風力発電事業
・事業者　株式会社グリーンパワーインベストメント
・計画位置　青森県三戸郡田子町、岩手県二戸市及び八幡平市
（事業実施想定区域面積：約2,095ha）
・出力　最大110,000kW（2,500〜3,000kW級発電設備を37基設置）

【環境省】