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環境ニュース[国内]

ソニー損害保険、「カーライフ実態調査」買い替え意向でガソリン車がHV上回る

大気環境 交通問題】 【掲載日】2015.11.11 【情報源】企業/2015.11.05 発表

 ソニーグループのソニー損害保険が実施した「全国カーライフ実態調査」の買い替え意向で、ガソリン車の人気が上昇し、2010年以降でハイブリッド車(HV)を初めて上回った。環境技術の進歩で燃費性能が向上していることが背景にあるとみられる。理想の燃費は、平均でガソリン・燃料1Lあたり26.4kmと過去の調査より高かった。
 実態調査は、自家用車を所有して月に1回以上運転する18〜59歳の男女を対象にインターネットで9月12〜18日に行い、1000人が答えた。現在主に運転している車のエンジンタイプは、ガソリン車が89.3%、HV6.1%、クリーンディーゼル車(CDV)1.5%、プラグインハイブリッド車(PHV)0.4%、電気自動車(EV)0.2%となった。
 買い替え予定がある層に次に購入したいエンジンタイプを単一回答で聞いたところ、ガソリン車が34.0%、HV30.4%、CDV5.3%、EV4.2%、PHV3.4%の順だった。ガソリン車はHVより割安なうえ燃費性能が高まっていることなどが要因とみている。過去5年の調査はHVがトップで、2013年はガソリン車の23.0%に対して47.1%あった。
 燃費では理想が1Lあたり26.4kmとなり、2011年の23.6km、2013年の24.8kmより高い性能を求めていた。2012年、2014年調査は該当した設問がなかった。実際の燃費も1Lあたり15.0kmと2011年の12.5km、2013年の13.0kmより高く、実燃費の向上に伴って理想も高くなった。アイドリングストップ機能の搭載は24.0%と、4台に1台に増えた。【ソニー損害保険(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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