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環境ニュース[国内]

ローム、LED照明と電源不要のスイッチが上賀茂神社などのライトアップに採用

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2015.11.05 【情報源】企業/2015.10.30 発表

 ロームのLED(発光ダイオード)照明と電源、配線、メンテナンス不要のスイッチシステム「EnOcean(エンオーシャン)」が、京都市の寺社で10月30日〜11月8日に開かれる「第51回京都非公開文化財特別公開」の上賀茂神社(北区)、下鴨神社(左京区)の夜間ライトアップに採用された。演色性の高いLED照明が荘厳な雰囲気に照らし出す。
 京都非公開文化財特別公開は文化財愛護の普及啓発が目的で、普段公開されていない仏像や絵、建物などを見せる催しとして1965年に始まった。今回は昼の部と夜の部があり、昼の部は19カ所、夜の部は上賀茂神社と下鴨神社の2カ所となる。両神社が本格的に夜間ライトアップするのは初の試みとなり、ロームのLED照明システムを使用した。
 ロームの各種LED照明は半導体技術を活用していて、目に優しい広がりのある明かりを特長にする。LED特有のぎらつきやまぶしさもほとんどない。演色性に優れるLED照明と光の当て方の工夫で上賀茂神社の楼門や下鴨神社の西本殿を美しく照らす。両神社では石見神楽や今様(白拍子舞)といった舞も奉納され、エンオーシャンが導入される。
 エンオーシャンは、スイッチを押すエネルギーで発生させた電気で無線通信して、離れた場所の照明を点灯する。両神社では舞の舞台照明の切り替えに利用し、舞をより魅力的に演出する。ロームのLED照明とエンオーシャンは、2014年秋の「第50回記念京都非公開文化財特別公開」でも、照明設備が整っていなかった2カ所の寺で採用されている。【ローム(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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