一般財団法人環境イノベーション情報機構
九州新幹線(武雄温泉・長崎間)に係る佐世保線(肥前山口・武雄温泉間)複線化事業に係る環境影響評価書に対する環境大臣意見提出
【環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2015.11.02 【情報源】環境省/2015.10.30 発表
環境省は、30日、佐賀県で計画されている「九州新幹線(武雄温泉・長崎間)に係る佐世保線(肥前山口・武雄温泉間)複線化事業に係る環境影響評価書」に対する環境大臣意見を国土交通大臣に提出した。この事業は、九州新幹線(武雄温泉・長崎間)の整備に伴い、JR佐世保線の一部区間を複線化するもの。
環境大臣意見では、事業者に対して、列車走行に伴う住居等保全対象への騒音や振動の影響を回避・低減するため、発生源対策を基本とした適切な措置を講ずること、事後調査の結果が指針等を達成しない場合は追加的な措置を講ずること等を求めている。
○事業概要
・事業者 独立行政法人 鉄道建設・運輸施設整備支援機構
・事業地 佐賀県杵島郡江北町、大町町及び武雄市
・事業規模 約12.8km(地平区間:約11.7km、高架区間:約1.1km)
・運転計画 軌間可変電車(130km/h、60本/日)、特急列車(95km/h、32本/日)、普通列車(95km/h、30本/日)
【環境省】